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2022.07.26

「ACAO ART RESIDENCE」 2022年第3ターム参加アーティスト発表

「ACAO ART RESIDENCE」は、アーティストの制作活動支援を目的としており、制作活動におけるアトリエの提供・制作費を支援する滞在制作型プロジェクトです。プロジェクトは2021年3月に始動し、1年を全4ターム(期間:2022年3月~2022年12月)に分け、各ターム5名のアーティストを招聘します。
この度、2022年第3ターム(7〜8月滞在予定)の参加アーティストを発表いたします。

【「ACAO ART RESIDENCE」参加アーティスト】(※五十音順)
・第3ターム(2022年7〜8月滞在予定):
金島隆弘、小松千倫、CMTK(Chihiro Mori x Teppei Kaneuji)、松田将英

トップ写真クレジット:
左上から右回りに、小松千倫《Illu (Kameoka)》2021 撮影:倉知朋之介|CMTK(Chihiro Mori x Teppei Kaneuji)ACKインスタレーション Courtesy of ACK, 2021, photo by Nobutada Omote|CMTK(Chihiro Mori x Teppei Kaneuji)《TV Accidents(Light of Water)》2019-2021|松田将英《Ripples》(2021) Photo by Hidemasa Miyake|金島隆弘 ACKメイン会場 Courtesy of ACK, 2021 , photo by Nobutada Omote

※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

【「ACAO ART RESIDENCE」参加アーティスト】(※五十音順)
第3ターム(2022年7~8月滞在予定):

金島隆弘/Takahiro Kaneshima
1977年東京生まれ、京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学博士後期課程在籍。現代美術・工芸や民芸運動を主な対象として、創作における協働の実践的研究を行う。
横浜、北京、台北、成都、京都など、東アジア地域でのアートプロジェクトや展覧会、交流事業、調査研究などを手がけた他、「アートフェア東京」エグゼクティブディレクター(11-15)、「アート北京」アートディレクター(16-17)、「アートコラボレーションキョウト」プログラムディレクター(21年)を歴任。
熱海では、執筆活動に集中するために、温泉地に滞在したかつての文豪たちに思いを馳せながら、博士論文に専念しつつ、毎年冬の沖縄でディレクターを務める「やんばるアートフェスティバル」のプレイベントを構想し、熱海と沖縄とを繋ぐようなプログラムの計画に取り組む予定。

 

・小松千倫/Kazumichi Komatsu
1992年高知県生まれ。京都市立芸術大学美術研究科博士後期課程修了。音楽家、美術家、DJ。これまでにBUS editions、flau、psalmus diuersae、NINA等、様々なレーベルやパブリッシャーより複数の名義で膨大な数の音源をリリース。情報環境下における身体のあり方、その記憶や伝承といった問題について光や歌といった媒体を用いて制作・研究している。主な展覧会に「FAKEBOOK」(Workstation.、東京、2016)、『Bee Wee』(TALION GALLERY、東京、2020) 、『Standing Ovation | 四肢の向かう先』(旧ホテルニューアカオ、静岡、2021)、『シらないともだち by FINCH ARTS』(CADAN有楽町、東京、2022)、『惑星ザムザ』(牛込神楽坂、東京、2022)など。

・CMTK(Chihiro Mori x Teppei Kaneuji)
森が長年にわたって日常的に撮影を続ける路上、風景、テレビ画面などを対象とした写真が切り取っているものは、瞬間的に過ぎ去ってしまう、もしくはゴミのように扱われる事物や状況が持つ美しさや光、あるいはここではないどこかへの入り口のようなものである。それらを金氏が編集、コラージュし、物質と接続することからプロジェクトは始まる。それらは複数の視線による複数の切断と複数の接続が複雑に混在した、現実と非現実を行き来する新しいイメージである。
2021年にArt Collaboration Kyoto(京都)、やんばるアートフェスティバル(沖縄)に参加。2022年10月に京都国際舞台芸術祭に参加予定。

金氏 徹平/Teppei Kaneuji
日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。彫刻、絵画、映像、写真など表現形態は多岐にわたり、 一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案を探求している。
主な個展に「消しゴム森」(金沢21世紀美術館、2020)、「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2016)、 「四角い液体、メタリックなメモリー」(京都芸術センター、2014)、「Towering Something」(ユーレンス現代美術センター、2013)、「溶け出す都市、空白の森」(横浜美術、2009)など国内外での展覧会のほか、 舞台美術や装丁も多数。あうるスポットプロデュース「家電のように解り合えない」(2011)、KAATキッズ・プログラム2015 おいしいおかしいおしばい「わかったさんのクッキー」(2015-2016)、 KYOTO EXPERIMENT 2019 チェルフィッチュ x 金氏徹平、「消しゴム山」(2019)、チェルフィッチュ x金氏徹平「消しゴム森」(金沢21世紀美術館、2020)での舞台美術をはじめ、自身の映像作品を舞台化した 「tower (THEATER)」(ロームシアター京都サウスホール、Kyoto Experiment 2017)では演出を手掛ける。

森千裕/Chihiro Mori
独自の視点による都市観察を通じて拾った断片を取り込み、絵画、ドローイング、彫刻、アニメーション、写真、インスタレーションなど多様な手法で制作。
その作品は、不穏さと美しさ、生の残酷さと面白さが共存し、アナーキーかつ人間的である。
17年に美術館初個展「omoide in my head」(豊田市美術館)を開催。そのほかの主な個展に、「カラフルなヌカルミ」 (CAPSULE 、東京、2012)など。これまでの展覧会に、「Vong Co RAHZI」(blum & poe、東京、2019)、「世界を開くのは誰だ?」(豊田市美術館、2019)、「百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-」(東京都現代美術館、2019)「CHILDHOOD Another banana day for the dream-fish」 (Palais de Tokyo 、パリ、フランス、2018)
、「In Focus: Contemporary Japan」 (ミネアポリス美術館 、ミネアポリス、アメリカ合衆国、2018)、「六本木クロッシング2013アウトオブダウト」 (森美術館 、東京、2013)、「絵画の庭―ゼロ年代日本の地平から」 (国立国際美術館 、大阪、2010)、「夏への扉―マイクロポップの時代」 (水戸芸術館現代美術ギャラリー 、茨城、2007)など。19年には、「東京2020公式アートポスター」の制作アーティストのひとりに選ばれた。

 

・松田将英/Masahide Matsuda
1986年生まれ。東京、ベルリンで活動。ネットパーソナリティを介して人々と協働するイベントやインストラクション、パフォーマンスによって大きな注目を集める。その活動はソーシャルメディア以降の主体や作者性を問い直すものであり、直接的に都市や社会に介入することで新たな共同性を作り出す実践として高い評価を受けた。2019年に実名に転換し、ネットワークが浸透して以降のセレブリティやエコノミー、景観にたいするコンセプチュアルで詩的な実践によって、人々の認識をアップデートする試みを行なっている。2016年「アルス・エレクトロニカ賞」準グランプリ受賞。