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2024.05.25

「竹久直樹」と「やましたあつこ」の2人展 “NOT A GALLERY BUT A REALITY”を開催。

PROJECT ATAMI 実⾏委員会は、2024年5月29日(水)より、NOT A GALLERYにて「竹久直樹」と「やましたあつこ」の2人展をスタートします。

BUT A REALITY KV

現実と非現実の切断と接続にある不自由を戯れるのように、オルタナティヴな景色を表現する竹久直樹とやましたあつこ。多層化する世界をシームレスに行き来するその視座は、新しい世界と遠い記憶の邂逅を促します。

竹久直樹は写真や映像の物理的な制限を転用して「撮影をする」という行為やコミュニケーションをリサーチし、再構築してきました。やましたあつこは、幼少期から自己の内面に実在する世界と人たちを日本画材で描くパラレルな「邪魔のない世界」を展開しています。

それぞれのアプローチによっていかに作品と世界観が反響し合うか、ぜひこの機会にご高覧ください。

【概要】
開催期間:2024年5月29日(水)〜7月28日(日)
会場時間:11:00-15:00 ※月・火休み
開催店舗:NOT A GALLERY
住  所:〒413-0101 静岡県熱海市上多賀1027-8
主  催:PROJECT ATAMI 実行委員会

【アーティスト情報】
● 竹久直樹 / Naoki Takehisa

Naoki Takehisa

アーティスト。「撮影」という概念を通じて、インターネット普及以降のイメージやそれらをめぐる人間の意識とコミュニケーションの体系を主題に制作と研究を行う。また様々な美術館やギャラリーにおいて展覧会の記録撮影を継続的に担うほか、他分野のアーティストとの共同制作も行っている。

近年の主な活動として個展「ホームスチール」(The 5th Floor、東京、2023)、「スーサイドシート」(デカメロン、東京、2022)、グループ展「逆襲」(SNOW Contemporary、東京、2023)、「しじし」(con_、東京、2022)、「惑星ザムザ」(小高製本工業跡地、東京、2022)、「ATAMI ART GRANT」(来宮神社 他、静岡、2022)「エクメネ」(BLOCK HOUSE、東京、2020)、展覧会企画に「power/point」(アキバタマビ21、東京、2022)、「ディスディスプレイ」(CALM & PUNK GALLERY、東京、2021)などがある。
URL:https://pointlessimages.com/

●やましたあつこ / Atsuko Yamashita

Atsuko Yamashita

やましたあつこは1993年、愛知県出身。2018年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。幼少期の体験に基づいて創生したパラレルな世界を油彩、日本画材を使いながらドローイング的な柔らかい筆致で絵画に起こし、一貫して「邪魔のない幸せ」を描いている。第35回ホルベインスカラシップ奨学生。

主な個展に「dreaming」(Suomei M50 Gallery, 上海, 2024)、「まなざしを綴る」(Tokyo International Gallery, 東京, 2023)、「dendrophilia」(TAKU SOMETANI GALLERY, 東京, 2022)、「once upon a time」(NADiff A/P/A/A/R/T, 東京, 2021)などがあり、主なグループ展には「式畫廊開幕首展」(SAN GALLERY, 台湾, 2022)、「”Ampersand”旧图像世的挽歌」 (東京画廊+BTAP|北京, 中国, 2022)、「TAION: when we talk about our world」(Spiral Garden, 東京, 2021)など多数。主な受賞歴に「シェル美術賞2018 藪前知⼦審査員賞」、「第4回CAF賞⼊選」があり、また作品は愛知県美術館にパブリックコレクションとして収蔵されている。
→URL:https://atat000x.wixsite.com/siatsuko