ARTIST

CMTK(Chihiro Mori x Teppei Kaneuji)_金氏 徹平CMTK (Chihiro Mori x Teppei Kaneuji) _Teppei Kaneuji

CMTK(Chihiro Mori x Teppei Kaneuji)
森が長年にわたって日常的に撮影を続ける路上、風景、テレビ画面などを対象とした写真が切り取っているものは、瞬間的に過ぎ去ってしまう、もしくはゴミのように扱われる事物や状況が持つ美しさや光、あるいはここではないどこかへの入り口のようなものである。それらを金氏が編集、コラージュし、物質と接続することからプロジェクトは始まる。それらは複数の視線による複数の切断と複数の接続が複雑に混在した、現実と非現実を行き来する新しいイメージである。
2021年にArt Collaboration Kyoto(京都)、やんばるアートフェスティバル(沖縄)に参加。2022年10月に京都国際舞台芸術祭に参加予定。

 

金氏 徹平
日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。彫刻、絵画、映像、写真など表現形態は多岐にわたり、 一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案を探求している。
主な個展に「消しゴム森」(金沢21世紀美術館、2020)、「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2016)、 「四角い液体、メタリックなメモリー」(京都芸術センター、2014)、「Towering Something」(ユーレンス現代美術センター、2013)、「溶け出す都市、空白の森」(横浜美術、2009)など国内外での展覧会のほか、 舞台美術や装丁も多数。あうるスポットプロデュース「家電のように解り合えない」(2011)、KAATキッズ・プログラム2015 おいしいおかしいおしばい「わかったさんのクッキー」(2015-2016)、 KYOTO EXPERIMENT 2019 チェルフィッチュ x 金氏徹平、「消しゴム山」(2019)、チェルフィッチュ x金氏徹平「消しゴム森」(金沢21世紀美術館、2020)での舞台美術をはじめ、自身の映像作品を舞台化した 「tower (THEATER)」(ロームシアター京都サウスホール、Kyoto Experiment 2017)では演出を手掛ける。

 

Art Collaboration Kyoto インスタレーション写真:Courtesy of ACK, 2021, photo by Nobutada Omote

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