市原えつこIchihara Etsuko
市原えつこ
アーティスト、妄想インベンター。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、国内外の新聞・テレビ・ラジオ・雑誌等、世界中の多様なメディアに取り上げられている。
主な作品に、大根が艶かしく喘ぐデバイス《セクハラ・インターフェース》、家庭用ロボットに死者の痕跡を宿らせ49日間共生できる《デジタルシャーマン・プロジェクト》、100年後の社会までの未来の食をテーマに、架空の回転寿司屋を生み出したディストピアSF的な大型インスタレーション《未来SUSHI》等がある。
第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞、総務省異能vation(独創的な人特別枠)採択。2018年にアルスエレクトロニカInteractive Art+部門で栄誉賞を受賞、EU(ヨーロッパ連合)より科学、社会、芸術の優れた融合に贈られる「STARTS PRIZE」にも同時ノミネート。
近年の主な展覧会として、「デジタル・シャーマニズム – 日本の弔いと祝祭」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])、「Cyber Arts Exhibition 2018 – Ars Electronica Festival」(OK Center for Centemporary Art)、「文化庁メディア芸術祭」(オペラシティアートギャラリー)、「第11回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館)、「道後オンセナート2022」常設作品、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館)、「Mediating Asia」(国立台湾美術館)等。
2016年にYahoo! JAPANを退社し独立、現在フリーランス。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)日本館基本構想事業クリエイター。
https://etsuko-ichihara.com/